京都ニュース - 119()1120

温暖化ストップ、京丹後から バイオ軽油使用のごみ収集車発進

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1月から京丹後市内を走り出したバイオ軽油使用の民間生ごみ収集車

 京都府京丹後市の一般ごみ収集を請け負う同市清掃業協会(辻真通会長、7社)は、NPO法人「丹後の自然を守る会」(蒲田充弘理事長)とタイアップし、1月初めからてんぷら油など家庭用廃食油を再生したバイオ軽油100%使用のごみ収集車を、市内全域に走らせている。京都市が市バス燃料などに使っているが、民間業者利用は京都府内では初めてという。
 バイオ軽油は、廃食油を特殊装置で精製し、その9割を再生したディーゼルエンジン用の植物性軽油。通常の軽油と比べ、二酸化炭素などの排出量は3分の1以下になり、黒煙も出ない。丹後では、4年前から守る会が廃食油の回収、再生事業に取り組み、昨年は約5万リットルを収集、京都市内の専門業者に委託してリサイクルしている。
 「丹後の廃食油をリサイクルし、地元での利用をアピールする」をキャッチフレーズに当面、生ごみ専用のパッカー車10台で使用。将来は資源ごみ回収車(25台ほど)にも広げる。燃料確保のため行政とも協力し、協会独自に廃食油回収にも乗り出す計画という。
 守る会の「環境と調和した資源循環型社会の実現」の趣旨に共鳴した協会員1社が、2年間をかけ、丹後の冬の気温の影響やトラブルなどの試験走行を実施。その結果を踏まえ、ゴーサインを出した。辻会長(41)は「京都議定書に基づく日本の二酸化炭素削減率(6%)を上回る10%達成を丹後から実現したい」と意欲を見せている。

(京都新聞) - 1191120分更新

京都ニュース - 25()1555

廃油のリサイクルに取り組もう 舞鶴で講演、身近な環境保護を
 京都府北部の丹後地方で行われている廃油のリサイクル活動に舞鶴市でも取り組もう、とNPO法人(特定非営利活動法人)「舞鶴市女性センターネットワークの会」は、9日午後7時から舞鶴市中総合会館(余部下)で「捨てるてんぷら油で自動車が走るって本当?」と題した講演会を開く。
 講師は、丹後地方2市4町で家庭などから出た廃油の回収・リサイクルを進めているNPO法人「丹後の自然を守る会」の蒲田充弘理事長(43)
 同会は2001年から、家庭や飲食店から出たてんぷら油などを回収。業者がバイオディーゼル燃料にリサイクルし、今年からは京丹後市のごみ収集車の燃料として使われている。
 当日は蒲田理事長から回収活動の内容や思い、バイオディーゼル燃料の二酸化炭素削減効果などについて聞く。
 女性センターネットワークの会の伊庭節子理事長は「廃油の処理に頭を悩ませる人は多いと思う。身近なところからできる地球環境保護について理解を深め、舞鶴市でもてんぷら油の回収活動を始めたい」と参加を呼びかけている。
 講演会は参加無料。問い合わせは市女性センターTel:0773(63)3305。

(京都新聞) - 251555分更新